『いちばんやさしいPythonの教本』を読みました。
最近は自分用の本を買うよりも、『それなら子どもの本を...』と思ってしまい、ついつい書籍を買いそびれています。
以前よりもインターネットで情報が参照できるということもあって、ますますそういう感じになってしまっております...。(お恥ずかしい)
そんな中、久しぶりに書籍を買ってみました。
今回はこちら、『いちばんやさしいPythonの教本』です。
実は、このブログの過去記事に少し書いてあるのですが、わたしはPloneというpython製のCMSを一時期利用、運用しておりました。
初めて使ったのは、もう10年以上前でしょうか...。
たしかWindowsサーバにWindows 32bit版のpythonのインストーラーを使ってセットアップしたような気がします。
個人的には好きなCMSだったのですが、プログラムがメインではなく情報システム部門でその他のシステムと並行してお守りをしている感じだったので、pythonのコードはよくわからず、時々出てくるエラーに頭を悩ませていたりしました....。
扱っているデータベースがちょっと特殊でRDBのようにSQLでデータを確認できるタイプではなかったのも起因していて、なんだかんだで運用しつつpythonへの苦手意識は無くなりませんでした...。
さて、今はメインの業務ではpythonを使っていないのですが、今年の秋に本屋さんで目にして、『もしかしたら恐怖心が和らぐかも...』と思って購入することにしました。
もちろん、その他にもpythonの本がここ最近ぐっと増えた気がしていますし、「もしかしたら自分の子どもたちは学校でpython使ったりするかもしれない」と思ったのも理由です。
rubyはなんとか現在取り組んでいるので、お母さん的にはpythonもちょっとは説明できるようにしておきたいという気持ちが動いたのでした。
まず読んでみて、最初はインストールのところからの丁寧な解説。
WindowsやUnix系のコマンドを知らなくても、ターミナルの使い方やディレクトリの操作といったシェルの操作、OSについての基礎など、プログラムを動かすに当たって必要な前提知識に関しても説明があります。
このあたりはさすがにさーっと読み進めていましたが、実はpython3系はあんまり明確に意識して使ったこともなかったり、モジュールのお作法がこうだったというのを知らなかったりで、『ううむ、10年前にこれがあったら...』という思いで後半読んでおりました。
実際に簡単なプログラムを作ってみて、その上でvenvも今回初めて使ったのですが、「なるほどー」という感じで env/ の下を眺めてみたりしました。
これからまた少しずつ学び直そうと思います!
(※Ploneを使っていた際に、著者のおひとりの鈴木さんの記事を非常に良く参考にさせていただいておりましたので、間接的に実は大変お世話になっています...。ありがとうございました...。)
* * *
追記:面白かったところ / 改めて知ったところ:- python2とpython3の違い、サポートに関する情報が載っていました
- python2系は2020年...
- Hello, world! ではなくbotを作ってみようというのが面白いです!
- moduleのインポート、利用するメソッドの指定、namespace、ファイルの配置場所について
- venv初めて試してみました
- env/ の下に切り替え用のスクリプトが配置される点とか、実際にやってみたら「ほー」という感じ
- Webアプリケーションのフレームワーク、とくにBottleは知らなかった!
- コミュニティ活動に参加の呼びかけが巻末に載っている点
- 女性向けのコミュニティについても紹介されていた
- Gitやバージョン管理については触れられていませんでした
- 意外に新鮮な気がしました!
ブログ書いたあとの追記です。
返信削除文中のサンプルコード、行番号が振ってあるのもいいですね!