『IntelliJ IDEA ハンズオン』を読みました!

前回の記事で、サムライズム様主催のハンズオンセミナーのレポをさせていただきました。
続きまして、今回はIntelliJ IDEAハンズオン』(書籍)のご紹介となります!

実は、わたしはIntelliJ歴がいつのまにかそこそこ長くなっておりまして、気が付いたら5年目くらいになっているのですね...。
IntelliJの過去記事参照のこと..

ですが、利用歴のわりに知らないことが多かったということに、衝撃と残念な気持ちを受けております。
(もっと早く使っとけばよかった、と)

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使いたい機能を、早く呼び出す!

あらためて、わたしとIntelliJのお付き合いですが。

こちらのブログや、QiitaにもいくつかIntelliJについての紹介をしていることからわかるように、それなりに分からなくてもメニューと感を頼りに操作したり、勘で動かしているうちに「こういう機能があるんだー」というのを覚えていったタイプです。

でも、実は遠回りで断片的な知識しかないのですよね。

今回、IntelliJの書籍が出るということで早速購入したのですが、目次をささっと眺めた段階では、「うーん、だいたい知ってるかな?」とタカをくくっておりました。ところが...。


実際に読み進めたり、ハンズオンセミナーに参加してお話しを伺ううちに、「機能の一部しか使っていない」ことがよくわかりました...。

しかも、かろうじて使っている機能も、ちまちまとプルダウンメニューをえらび、サブメニューを展開し...といった手間をかけて利用していたのですが、そうしたものの多くがショートカットで少しの手間で出来てしまうことを知りました。

つまり、『高機能』であることはわかっていたつもりですが、『その機能をいかに素早く呼び出すか』というところには無頓着だったということです。お恥ずかしい...。よく出来ているんだなと、改めてこの本とセミナーを通して良くわかりました。

みなさんぜひ手をうごかしてみてね!

サムライズム様のハンズオンセミナーでは、ほぼこの第1章部分をカバーした講義でしたので、機会がありましたら、みなさまぜひハンズオンセミナーに参加されると良いと思います。

書籍で学習のみ、と鳴ってしまう方も、一度は手を動かしてやってみていただけると、ショートカットの便利さがわかるかと思います。

わたしの場合は、JavaはメインではなくIntelliJでPHPやRuby, DBの操作を行なっていますが、バージョン管理(Git)はどのケースでも使うので、特にバージョン管理(VCS)の操作とショートカットを覚えてから、すくなくともブランチ切り替えのコストが格段に下がりました。
(それまで別画面でコマンドラインやSourceTreeからブランチ切り替えをしていました。お恥ずかしい...)

個人的にもRedmineのプラグインを書いている関係で、同じプロジェクト内でもRedmine本体のVCS (Mercurialのリポジトリを参照しています)と、プラグイン用のVCS (Git) が混在した状態で作業しています。このため、Redmine本体側の更新や切り替え、プラグイン側のブランチ切り替えといった二つの異なるVCSに対しての作業を、SourceTreeやコマンドラインから画面を切り替えてあたふたと行なっていました。

それが、ショートカットを覚えてIntelliJからVCSの操作に慣れてくると、もうSourceTreeはほぼ使わなくなりました。
ありがたいことに、MercurialとGitが混在するようなケースでも、IntelliJの1つのプロジェクトで、こんなふうに扱えるのがわかったからです...。


データベースとの連携に関しても、こちらの第1部で1章を使って紹介されています。
IntelliJのバージョンが上がるごとに、わりと機能が追加されていき、いまではコードは書かなくてもデータベースに接続したい場合にもIntelliJを立ち上げています^^;

データーベースの接続設定は、以前はプロジェクトを跨いでの定義はできず、同じDBに接続するにもプロジェクトごとに設定が必要だったのですが、今は「グローバル」なデータベースの接続設定が作成できるようになっています。

それから、複数のデータベースインスタンスに接続する場合、どれが本番でどれが開発用かわかりやすくするために、色分け表示ができるようにもなっています。

とにかくデータベースの機能は、単体でDataGripという製品が出るくらいに、日々大変たすけられていますので、こちらもぜひ読んで試していただけるといいなと思います。


後半はJavaの開発者向けかな?

後半、第2部はJavaのアプリケーション開発者向けでしょうか。
少しJavaでの開発経験はあるのですが、遠い昔なので、ほぼ経験なし状態と言っても差し支えないので、第2部はどちらかというと読み流す感じになってしまいました...。

(それでも、さすがに本来Javaが対象のIDEということで、ConfluenceやJIRAのプラグイン開発用にちょっとサンプルソースコードをいじった際は、本当にすんなりプロジェクトの認識、ビルド、デバッグが出来てびっくりしたことがあります)

2部の後半はJavaだけでなくほかの言語もIntelliJ IDEAで書く場合はどう設定・どんなプラグインを入れたら良いかについて触れられています。
わたしのように、言語ごとに別のIDEを使わずに、IntelliJだけでまかないたいな...というタイプには助かる情報かなと思いました。

ざっくりとした紹介ですが、とにかくショートカットが便利すぎて今まで利用しなかったのが残念極まりないです。そのショートカットもたくさんあるので、なかなか覚えきれないので、ハンズオンセミナーでいただいた一覧をデスクに置いて、「あれなんだっけ?」と思いながら少しずつ身につけていっております。

できれは、こちらの書籍にも携帯できるチートシートのような付録がついていると嬉しいなと思ったり。

以上、参考になりましたら幸いです。



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